充実した個展を開催できました
個展に足を運んで下さった皆様
本当にありがとうございました。
作品を制作するだけでなく、こうして展覧会を開催することをまた大切に思える展覧会となりました。
《東日本大震災支援企画》にもご協力を賜わりましたことを感謝申し上げます。
早々に寄付金は相馬市教育復興子育て基金を通じて寄付させて頂きました。
千尋展 in Ginza 2021-DM1 千尋展 in Ginza 2021-DM2 会場風景-1 会場風景-2 会場風景-3 藍 – ai –緑にも紫にも近い青それだけじゃない魅力が増えるんだ 秋冷2 – syurei –冷ややかな空気心地よい冷たさ
筆が止まってしまうこともあった
この2年は筆が止まってしまうことが多く、この、前の見えにくい時世に不安があったのかもしれません。
個展を終えてからも胸騒ぎは止まっていません。
何もないことを願っています。ただの思い過ごしであることを・・・
案内書（DM）の宛名面にも少しだけ言葉を載せていたのですが
「もう今は目には見えない宇宙を意識できる時世なのかもしれない・・・」
絵画作品を創り初めた当時、「宇宙」と「心の中」のテーマで
「まだ早いのかな？」
「届くのかな？」
「表現し続ける意味はあるのかな？」
と心の中で迷い、立ち止まろうかと
それでも
展覧会を開催する度、
ご高覧下さる皆様に伝わる実感を経験して
なんとか続けることができていました。
本当にありがとうございました。
会場の出口を出る時の一言
アンケートの最後の一言
「ありがとう」
どれほど
この一言に助けられたことか。
言葉が持つ力を私は展覧会の度に感じることができました。
だから
できる限り
絵画と言葉は多くなってしまっている私の展示ですが
作品（絵画も言葉も）は見えてもその作品の力は見えないですよね。
その見えない力を伝えるため
会場の空間のどこかで
例えば、展示作品ではない作品ファイルからでも
会場で協力して下さっている方の言葉からでも
会場の空間のどんなものでも何でもいいのですが
少しでも
その見えない力を感じてもらえる展示を心がけていました。
この時世だからこそ
皆様には
今回の個展会場の空間との一瞬の出会いを
いつか
この先の時世に
側に居なくても
作品の力とは何だったのかなとか・・・
今を生きることを諦めないためにも
見えないけれど確かにある力を借りて
少しでも自分の生きる力にして欲しいと想っています。
次回の展示
繋げていきたいと思います。
筆が止まってもまた筆を持つ
ずっと答えを探していました
今まで「宇宙」と「心の中」をテーマに作品を創作する答えがやっとこの時世と繋がった気がしました。
居なくても、そこに居ました
すれ違う人の多い中
それでも
居なくても
たった１日
こうして作品を通じて出会うことのできる人がいる
この必然を大切に
作品を創り続けて
また展覧会を開催します
ぜひ、また次回の展覧会にも足を運んで頂ければ幸いです。
今後とも応援の程よろしくお願いいたします。
千尋
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